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好評のトミックスHO近郊電車シリーズに、新たな仲間が加わります。
登場するのは、身延線の旧型国電置き換えを目的として登場した1152000系です。
製品は、その特異なカラーリングで話題を呼んだデビュー当時と
湘南色となり冷房化もされた現在の姿の2態を的確に再現していきます。


身延色foto
1152000系は、当初広島地区の旧型車置き換えを目的として、1978年(昭和53年)にデビューした、シートピッチ拡大タイプの近郊電車です。出力強化型のMT54形主電動機や勾配抑速ブレーキなど、基本的な性能は先にデビューした1151000系と同一ながら、暖地向けとして設計されたため、耐寒・耐雪装備は簡略化されています。
また、1981年(昭和56年)の身延線投入にあたっては、新たにクモハ1152000形とモハ1142600形が仲間に加わり、最短3連の運用で今日まで活躍を続けています。
身延線の1152000系の特徴といえば、何といってもそのカラーリングです。
甲州特産のワインをイメージした車体色(赤2号)と、富士山の雪をイメージした白帯(クリーム10号)という出で立ちで登場した同系は、人々に斬新な印象を与え、一躍全国のファンの注目を浴びました。
製品は、この特徴的なワインレッドの色あいや、シャープで美しい帯の表現に注意を払い、実車デビュー当時の姿を的確に再現する予定です。
ベンチレーター比較foto 同時にリリース予定の1152000系湘南色に装着される、C-AU711A形インバータクーラーのファーストショットも、いち早くご紹介しておきましょう。パーツは、これまでのトミックス製品と同様、吸排気用のルーバーやファン、取り付けボルトの表現などのディテールを、精密に再現した仕上がりなる予定です。
また、このパーツは分売パーツとしての販売も行います。押し込み形ベンチレーターと容易に交換が可能なように設計されていますので、JR化後に身延線開通70周年として復活した冷房仕様のワインレッド編成も再現できます。

次回は1152000系湘南色もご紹介する予定です。
お楽しみに!

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