2014/10/08皆既月食と天王星（右下の緑色の星）　BORG90FL＋レデューサー0.72×DGQ【7872】＋ソニーα7sボデー＋EM10赤道儀（自動追尾）　トリミング　撮影：中川昇
＜中川コメント＞
私にとって皆既月食は色んな意味で因縁深いというか印象深いというか記憶に深く刻まれている特別な現象です。その理由のひとつはこちらから。さて、上の画像からも分かる通り、皆既月食の醸し出す色は他では見られない独特の色です。この色を見たり撮ったりするだけでも皆既月食を体験する意味があると思います。赤銅色と呼ばれる赤い色の変化、ターコイズフリンジ（特に上の１枚目と２枚目に顕著）と呼ばれる青い色の変化。これらは、地球の火山の噴火によっても微妙に色が変わります。今回の皆既月食でしか味わえない独特の色なのです。　ぜひ、BORGで記録してみてください。皆既月食の撮影のコツのひとつは、皆既食に入る前であっても、露出を多めに与えると月の暗い部分が赤く浮かび上がるということです。その意味では皆既開始時間にこだわらず、「早めの撮影＆多めの露出」を心掛けてみてください。

さらには、今回の皆既月食以上の好条件は一説によると2029年１月1日までないそうです。それまで生きていられるか分からないという人はぜひお見逃しなく！BORGによる月食撮影のポイントはこちらから。皆既中の月は意外と暗いです。レデューサー等のFが明るくなる補正レンズがあると赤い月がきれいに写りやすいです。
※ちなみに1/31はパスネットの払い戻しのリミットの日です。私も実家を整理したら１万円近くの未使用のパスネットが見つかり、無事払い戻しを受けることが出来ました。それを原資にBORG製品を買いましょう！

■1974年11月29日（金）の皆既月食：中川昇の「星日記」から
＜中川コメント＞
私の初皆既月食体験は今から44年前に遡ります。おうし座で起きたこの皆既月食は私と同世代（55歳）以上の天文ファンなら深く記憶に刻み込まれていると思います。この日は金曜日の夜だったのですが、なぜ曜日まで覚えているかというと人気ドラマ「太陽にほえろ！」が月食直前に放送されていたからです。この月食の様子を克明に記録した中川少年（当時中学1年生）の日記を掲載します。いかにエキサイティングな天体ショーだったかが良くわかります。詳細はこちらから。今回も多くの方の印象に残る天体ショーになると良いと思っています。ぜひ晴れて欲しいものです。

★皆既月食撮影のポイント：過去の本ブログ記事から
●片持ちフォーク式赤道儀（微動雲台）の活用の記事はこちらから。
●皆既月食の撮影方法の記事はこちらから。
●2011年12月10日の皆既月食の撮影記はこちらから。
●2011年12月10日の皆既月食のユーザー投稿：その１・その２・その３はこちら。
●2014年10月8日の皆既月食の撮影記はこちら。
●2014年10月8日の皆既月食のユーザー投稿：その１・その２・その３はこちら。

以上、機材や組合せ、撮影データなどの参考にしていただければ幸いです。

●皆既月食見る撮るセット３種即納！1月30日締め切り！
●1.4×テレコンバーターGR【7215】入荷。レデューサー0.72×DGQ【7872】は品切れ。レデューサー0.8×DGQ55【7880】、1.4×テレコンバーターDG【7214】は即納です。

★BORGの在庫がある可能性の高い販売店のご案内（1/26現在）
◎協栄産業東京店 ・107FL望遠レンズセットCH【6210】（展示品有） ・お得なB品セール
◎協栄産業大阪店 ・107FL望遠レンズセットCH【6210】 ・お得なB品セール（67FLのB品も！）
◎スターベース東京店 89ED見る撮るセット【6285】（展示品も有） ・55FL＋7880セット【6258】
◎ビックカメラ.com ・BORG90FL天体鏡筒セットCR【6390】 ・90FL天体フルセットCR【6391】 ・71FL天体フルセットCR【6372】 ・71FL天体鏡筒セットCR【6371】・77EDIIプレミアムセット