BORG55FL+レデューサー7880セット【6258】+SWAT-200【8820】のW200
<中川コメント>
55FLに専用レデューサーで200mm。それをSWAT-200で追尾するからW200。Wツーハンドレット。今ならSWAT‐200在庫あります。ツーハンでどうぞ。今日は会社でハイスピード55(本セットの愛称本日決定!)の商品写真を撮影していたのですが、ハイスピード55とSWAT‐200はベストマッチだと思います。とにかく絵になる。上のカット以外にもぐっとくる絵がたくさん撮れましたので、順次ご紹介します。すぐに欲しくなると思います。
BORG55FL+レデューサー7880セット【6258】+SWAT-200【8820】のW200
<中川コメント>
最初の写真の組み合わせに、さらに6×30ファインダーを装着しました。覗く位置が高いので、目標の天体の導入が楽な姿勢でできます。いかにも使いやすい感じです。「ハイスピード55」を入手するとやる気が湧いてくるので、行動もハイスピードになります。
■富士山から昇る C/2013 US10 カタリナ彗星と金星(右) 撮影日時:2015.12.4 28:43.8~28:44.8 露出:1分、RAW画像と同時にJPEG記録した画像をPhotoshop CS6により縮小
■C/2013 US10 カタリナ彗星と金星(右) 撮影日時:2015.12.4 29:10.3~29:20.9 露出:1分×10枚、StellaImage6.5にてダーク・フラット補正後、彗星核基準でコンポジット合成、 Adobe Photoshop CS6により調整、フラットエイド使用 ※左下の影は富士山の裾野
★共通データ:撮影場所:山梨県富士河口湖町 使用機材:miniBORG55FL + レデューサー0.8×DGQ55【7880】 D55mm f200mm F3.6 レデューサーの対物側にサイトロン LPR-Nフィルター(48mm)を装着 タカハシ EM-10B赤道儀 + QHY5L-Ⅱ + PHD2 v2.5.0により恒星ガイド カメラ:ニコンD600(無改造) ISO 1600 撮影者:沼尻 裕様
<撮影者のコメント>
富士山北西側に行ったところ、富士山の中腹から彗星が昇って来ました。まだ低空とはいえ、以前よりは高度が上がって見やすくなっており、肉眼では見えないものの、小型双眼鏡があれば見られます。しかし、下弦を過ぎた月齢23の月が出ていて、金星の強烈な光もありましたから、尾の淡い部分を浮かび上がらせるには、画像処理を頑張る必要があります。その分、どうしてもノイズが多めの仕上がりになってしまいますが、仕方ないところでしょう。
彗星の光度は約6等級で、青緑色の彗星頭部から、左下(南東)側にダストテイルが伸び、アンチテイルになっています。また、右(西)側にはイオンテイルが伸び、枝分かれしたり曲がったりした上、大きく乱れながら長く伸びて、面白い姿になっていました。
彗星の場合、尾がどこまで伸びているかは、画像処理してみないとわかないことが多いです。大体の方向や長さを予測して撮っても、実際にはもっと長い尾があったりして、全体は写せない場合もあります。そのため、焦点距離の異なる複数の機材で、同時撮影したりしています。今回も、彗星頭部だけを長焦点で狙っていたら、イオンテイルの様子は画角外になってしまいますから、200mmという焦点距離だからこそ写せた写真と言えるでしょう。
金星の強烈な明かりは、画像処理時には苦労しますが、構図を決める際には格好の目印となりましたから、手動導入で容易に撮れました。
<中川コメント>
今日の休日出勤はモニターの沼尻さんの素晴らしい彗星の写真で一気に幸せな気分になり、会社に来てよかった!と思いました。速報ありがとうございます。思ったよりも長い尾ですね。これは「ハイスピード55(GOGO)」の出番ですね。それにしても強烈な金星の輝きですが、ゴーストがあまり出ていないようなので安心しました。今カタリナ彗星を探すなら金星が本当に良い目印になりますね。
P.S.明日も「ハイスピード55」のカッコイイ商品画像を掲載予定です。予約開始前にモチベーションを上げて、予約前のドキドキ感を一緒に味わいましょう。昨日のNHKの再放送で「奇跡のレッスン」という番組をやっていましたが、またまた感動しました。
P.S.2 小学生のフットサルのチームをわずか1週間の指導で飛躍的に成長させるというフットサル日本代表監督(外国人)のレッスンの様子をまとめたドキュメンタリー番組なのですが、学ぶことが実に多くカルチャーショックを受けました。要は「日本人はほめることをしない。悪いところを指摘するのは誰でも出来る。隠れた良いところを見つけるのが指導者の役割だ。」当たり前と言えば当たり前ですが、これがなかなかできないのです。でもミゲル監督はこともなげにすぐ褒める。そうすると子供たちはすぐに成長するのです。
P.S.3 まあ、これは伸び盛りの小学生だからスポンジのように吸収して成長するという側面はあるのでしょうが、そうなると日本人の指導者は今まで何をやっていたんだ、親はどうしていたんだ、という話になります。外国人指導者がぽっとやってきて出来ることが日本人がかかりっきりでできないとは・・・。これは会社で自分が部下の指導を考える時にもいえることです。部下の隠れた良いところを自分はみているのかと。
P.S.4 さらには、これはBORGにもいえることだなと感じました。自分はBORGの隠れた良いところをきちんと見ているのかと。悪いところばかりみて嘆いてばかりいるのではないかと。自問自答しました。お客さんがBORGの事をよく理解していないのは、情報発信する我々側がきちんとBORGを理解していないからではないか。きちんと伝えていないからではないかと。だから誤解するのではないかと。
P.S.5 そう考えるとやるべきことが見えてきました。BORGは悪くない。我々はBORGの隠れた良いところを積極的にみつけて、それをお客様に分かりやすく伝えるのだと。そうすればBORGも喜んで持っている性能をフルに発揮してくれるはずだ。そう考えると実にシンプルに何をすれば良いのかが見えてきたのです。というわけで今日は55FLに語りかけながら、ハイスピード55君が一番カッコよく見える角度はどこか、どういう組み合わせがハイスピード55君の性能をフルに発揮できるのか、を考えながら撮影していました。
P.S.6 ビクセンさんが12月10日の「カンブリア宮殿」で紹介されるそうです。光学メーカー初の登場です。最近のビクセンさんはとにかく天体観望のイベントをものすごい数やられています。元ビクセン社員として、また同業者として感じるのは、天体観望のイベントというのは天気に左右される確率が非常に高く、手間のかかる割にリターンが少ないという印象があります。そこをどうクリアーしてどうビジネスに結び付けているのか?非常に興味があります。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
- BORG機種 (1)
- その他 (13)
- イベント (29)
- カメラ (1)
- G8 (3)
- EOSKissX9 (1)
- α7R3 (1)
- α6000シリーズ (2)
- GX7MK2 (11)
- X-T10 (1)
- GF7 (2)
- GFX50S (9)
- D500 (3)
- X-T2 (29)
- Df (2)
- K-1 (21)
- スマートフォン (3)
- α7(R) (46)
- α7s (43)
- ニコン1V3 (28)
- ニコン1V1 (24)
- X-T1 (50)
- D300 (25)
- D300S (18)
- D4 (41)
- D600 (8)
- D7000 (12)
- D700・750 (71)
- D7100 (12)
- D800・810 (18)
- E-3 (36)
- E-5 (64)
- E-P3 (28)
- E-P5 (84)
- E-PL1 (186)
- EOS-M (11)
- EOS40D (23)
- EOS50D (22)
- EOS5DMarkIII (4)
- EOS60D (14)
- EOS6D (51)
- EOS7D (44)
- EOSKissX3 (23)
- EOSKissX5 (24)
- X-Pro1 (81)
- G7 (14)
- GX-8 (10)
- α55 (25)
- α77 (42)
- E-M1 (21)
- E-PL5 (47)
- EOS60Da (8)
- EOS5DMarkII (21)
- K-5 (106)
- NEX-7 (10)
- NEX5N (35)
- K-3 (79)
- K-5II (11)
- K-5IIs (24)
- NEX-5 (13)
- NEX6 (15)
- OM-D・E-M5 (104)
- PEN-F (6)
- Q (55)
- Q7 (13)
- シグマ一眼 (11)
- web カメラ (30)
- X-E1 (21)
- X-M1 (31)
- X-pro2 (42)
- 冷却CCD (57)
- 動物 (26)
- 天体 (1)
- 建物 (17)
- 機材 (8)
- 野鳥
- その他の鳥 (90)
- アオサギ (15)
- アカショウビン (4)
- アリスイ (2)
- エナガ (11)
- オシドリ (3)
- オナガガモ (5)
- カイツブリ (4)
- カモメ類 (5)
- カラス (4)
- カルガモ (49)
- カワセミ (374)
- カワセミトビモノ (160)
- その他トビモノ (8)
- カワラヒワ (6)
- コガモ (13)
- コゲラ (7)
- サギ (15)
- サギ類 (17)
- シジュウカラ (11)
- ジョウビタキ (29)
- スズメ (21)
- セキレイ (15)
- タンチョウ (3)
- チョウゲンボウ (11)
- ツグミ (7)
- ツバメ (12)
- ツミ (18)
- ハヤブサ (5)
- バン (4)
- ヒヨドリ (25)
- ホオジロ (2)
- マヒワ (3)
- ムクドリ (8)
- メジロ (12)
- モズ (11)
- ヤマセミ (18)
- ルリビタキ (19)
- 猛禽類 (12)
- 風景 (38)
- 2018年12月 (1)
- 2018年8月 (1)
- 2018年7月 (2)
- 2018年5月 (6)
- 2018年4月 (7)
- 2018年3月 (7)
- 2018年2月 (9)
- 2018年1月 (10)
- 2017年12月 (9)
- 2017年11月 (7)
- 2017年10月 (7)
- 2017年9月 (10)
- 2017年8月 (12)
- 2017年7月 (8)
- 2017年6月 (8)
- 2017年5月 (6)
- 2017年4月 (5)
- 2017年3月 (6)
- 2017年2月 (3)
- 2017年1月 (5)
- 2016年12月 (5)
- 2016年11月 (5)
- 2016年10月 (4)
- 2016年9月 (4)
- 2016年8月 (13)
- 2016年7月 (15)
- 2016年6月 (21)
- 2016年5月 (21)
- 2016年4月 (19)
- 2016年3月 (24)
- 2016年2月 (14)
- 2016年1月 (16)
- 2015年12月 (25)
- 2015年11月 (23)
- 2015年10月 (22)
- 2015年9月 (21)
- 2015年8月 (16)
- 2015年7月 (22)
- 2015年6月 (20)
- 2015年5月 (16)
- 2015年4月 (17)
- 2015年3月 (24)
- 2015年2月 (16)
- 2015年1月 (21)
- 2014年12月 (23)
- 2014年11月 (17)
- 2014年10月 (14)
- 2014年9月 (21)
- 2014年8月 (18)
- 2014年7月 (23)
- 2014年6月 (20)
- 2014年5月 (16)
- 2014年4月 (18)
- 2014年3月 (18)
- 2014年2月 (16)
- 2014年1月 (21)
- 2013年12月 (20)
- 2013年11月 (18)
- 2013年10月 (19)
- 2013年9月 (18)
- 2013年8月 (20)
- 2013年7月 (24)
- 2013年6月 (15)
- 2013年5月 (23)
- 2013年4月 (19)
- 2013年3月 (19)
- 2013年2月 (16)
- 2013年1月 (21)
- 2012年12月 (22)
- 2012年11月 (21)
- 2012年10月 (25)
- 2012年9月 (19)
- 2012年8月 (23)
- 2012年7月 (19)
- 2012年6月 (21)
- 2012年5月 (28)
- 2012年4月 (22)
- 2012年3月 (22)
- 2012年2月 (18)
- 2012年1月 (27)
- 2011年12月 (28)
- 2011年11月 (28)
- 2011年10月 (27)
- 2011年9月 (28)
- 2011年8月 (28)
- 2011年7月 (30)
- 2011年6月 (29)
- 2011年5月 (37)
- 2011年4月 (24)
- 2011年3月 (29)
- 2011年2月 (29)
- 2011年1月 (31)
- 2010年12月 (31)
- 2010年11月 (23)
- 2010年10月 (24)
- 2010年9月 (27)
- 2010年8月 (23)
- 2010年7月 (29)
- 2010年6月 (22)
- 2010年5月 (21)
- 2010年4月 (22)
- 2010年3月 (21)
- 2010年2月 (11)
- 2010年1月 (1)