マルチフラットナー1.08×DG【7108】　※本製品による作例画像はこちらから。
＜中川コメント＞長らく品切れしていたマルチフラットナー1.08×DGですが、本日入荷しました。ご予約をいただいた販売店（協栄産業さんなど）には明日入荷予定です。初回入荷数には限りがあるので、お早めにお申し込みください。今なら、ケアンズの皆既日食にもギリギリ間に合うかも？新製品のBORG89EDにも適合します。

BORG71FL＋絞りM75【7075】＋マルチフラットナー1.08×DG【7108】＋望遠レンズユニットBU-1＋オリンパスE-PL1　ISO800　1/200秒　半手持ち　ノートリミング　撮影：中川昇　2010/12/28　
＜中川コメント＞フラットナーがあるとこのように画面周辺まで像が平坦化されます。絞りと併用するとさらに有効です。

BORG71FL + マルチフラットナー1.08×ＤＧ【7108】＋カメラQSI583　撮影者　Tony Hallas
＜アメリカの代理店ヒューテックのコメント＞
非常に喜んでくれていて、次の大型サイズのフローライト？を期待されてしまっています。
＜中川コメント＞
ヒューテックさんのブログが大変面白いです。海外でもデジボーグの人気が高いようです。フラットナーを併用するとこの画像のように画面の隅々まで星が点に写るので、非常に気持ちの良い画像になります。たとえば71FL＋7108のアンドロメダ大星雲はこちら。理想的な点像である星がこれだけきれいに写るのですから、風景撮影などお手のものです。 

オリオン大星雲M42　BORG60ED+35ミリマルチフラットナー【7784】+ポラリエ＋EPL1　2012-10-24　ISO2000　露出60秒　ノートリミング　CLSフィルター　撮影者：宮本様（横浜市）
＜中川コメント＞宮本さんは実に頭が柔らかい方で、ポラリエに60EDを搭載して苦もなく星雲・星団を撮影されています。しかも横浜でです。やってみればどうということはないのです。星の写真は難しいというのは昔のことです。皆さん、もっと気軽にチャレンジしてみましょう。意外と良く写るので、「なあんだ、こんな簡単ならもっと早く挑戦してみるんだった」と後悔すると思います。

 撮影機材　 BORG60ED+35ミリマルチフラットナー【7784】+ポラリエ（ポラリエ雲台ベースセットType-Bを使用)＋片持ちフォーク式赤道儀＋EPL1　2012-10-24　ISO2000　露出60秒　ノートリミング　撮影者：宮本様
＜中川コメント＞実にお手軽な組み合わせです。これでいいんです。新時代の天体写真の幕開けです。宮本さんのブログは目から鱗の記事が満載です。多くの方の参考になると思います。※【7784】のフラットナーはすでに生産中止になっています。 

馬頭星雲　BORG71FL+マルチレデューサー0.7倍DGT【7870】＋ML8300　-35度冷却　L　20分6枚　RG各15分1枚　B20分1枚　撮影者：桐村正則様

＜撮影者のコメント＞
馬頭星雲の画像を送ります。右上の輝星のゴースト処理に苦労しました。まだ残っていますが・・・。
＜中川コメント＞
これはフラットナーではなく、レデューサーによる作品です。天体写真のプロ、桐村さんの非常に高いレベルの作品です。まずは、お手軽撮影で興味を持った方が最終的に目標とすべき素晴らしい画像です。焦ることはありません。少しずつ階段を上ればよいのです。

P.S.ようやく、天体の画像を載せることが出来ました。しばらく野鳥ばかりで食傷気味の方もいらしたかもしれませんが、ここのところ、天体→野鳥、野鳥→天体という相互乗り入れされる方が増えて、ボーダーレスになってきました。とても良いことです。どちらか一方しか撮影してないという方がいらしたら、それは確実に人生、損をしています。もったいなさ過ぎます。ほぼ同じ機材で楽しめるのですから、楽しんだ方が勝ちです。そのためにもマルチフラットナー1.08×ＤＧ【7108】は優先的に入手すべきアイテムだと思います。

P.S.２　11月12日（月）の早朝に、月と金星とスピカが並びます。これは美しい光景になることでしょう。月曜日は早起きして見たり、撮ったりしてみましょう。さらには、ダイヤモンド富士に関する興味深い記事はこちら。興味の幅が広がると楽しみも確実に増えます。人生思ったほど長くはありません。BORGを買って昼も夜も楽しみ尽くすのがデジボーガーの正道です。 

P.S.３　JBF2012の余波は今日も続いています。JBFでBORGを見てしまい、脳裏からBORGのことが離れないという方が続出しています。それほどあの日のBORGの印象は強烈だったようです。どうせ嵌るなら早いほうが早く幸せになれます。BORG沼があなたの入沼をお待ちしています。