カワセミ　BORG71FL＋BU-1＋7215＋FUJI　X-Pro１ボデー　ISO1600　1/240秒　半手持ち撮影　トリミング　撮影：中川昇　2012/02/26

 今回の撮影機材：BORG71FL＋BU-1＋7860＋7215＋FUJI　X-Pro１ボデー　2012/02/26

＜中川コメント＞
今日も説明は不要だと思いますが、非常に透明感の高い描写だと思います。71FL＋7215という高性能な光学系のポテンシャルを初めてフルに引き出せるデジカメが登場したという感じです。X-Pro１はすでにレポートした通り、使いにくい部分が数多くあって、じゃじゃ馬的な存在ではあるのですが、それを補ってあまりある魅力を持っているという意味では、BORGとの相性は大変良いと思います。どちらも使い手を選ぶということです。71FLとBU-1の相性もよく、カメラマウントがボディキャップを改造した簡易型だったという大きなハンディはありましたが、なかなかの使い勝手でした。 

 BORG71FL＋7870＋FUJI　X-Pro１ボデー　撮影：小原玲様　アラスカにて

＜撮影者のコメント＞
今日短時間ですが流氷の上に行ってきました。天気が悪かったので、色が出ていないのですが、BORGとフジXPro1の組み合わせの解像度はただものではありません。どこまでもシャープで、あとレンズ構成枚数が少ないゆえのとても綺麗なボケ味です。ピントがあった部分の毛並みも綺麗ですが、ピントが外れた部分の毛並みも美しい。でもこのカメラの操作性は最悪です。何枚か撮ると書き込みの間は、ピントの拡大ができず、次の撮影ができません。それでも出てくる絵が綺麗なもんだから、苦労しながらもついつい使ってしまいます。

ブログに写真をアップしました。http://reiohara.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-199c.html　また使用写真を添付しますので、ブログで使用しても問題ありません。ノートリとトリミングの２枚ずつです。

＜中川コメント＞
以前から何度かご紹介しているBORG使いのプロカメラマンの小原玲さんが、ついにカナダにBORGを持参して、アザラシの撮影に使用してくださいました。ありがたいことです。しかも、カメラは何と！FUJI　X-Pro１です。私のブログの記事で購入を決心されたそうです。さすがに見る目のある方は違います。とにかく、BORG＋X-Pro １の描写はクセになる独特の描写なのです。これを味わうと、他の組み合わせを使いたくなくなるほどです。「遠いものほど解像感に差が出る感覚」。それが「BORG＋X-Pro１」なのです。

月面　BORG71FL＋MMF-1＋7214＋X-Pro１ボデー＋3101＋プレート60試作品＋TOAST-Proにて自動追尾　ISO200　撮影：中川昇　2012/02/28　会社駐車場にて

＜中川コメント＞
ようやく晴れ間から月がのぞいたので、撮影してみました。条件としては、雲あり、気流悪しで、40点くらいの悪条件でしたが、そこそこ写りました。素性の良さが伺えます。条件が良ければ相当写りそうです。X-Pro１は非常にデジボーグ向きのカメラといえそうです。