BORG WORLD 画像作例集
2011年12月 9日 13:52 ニコン1V1,月面,月食

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ニコン1V1+50FLによる今日の月面 50FL+MMF-1+5015+ニコン1V1ボデー トリミング ISO100 1/400秒 三脚固定 セルフタイマー 2011/12/09 ニコン1らしい素直な発色です。この色で明日の皆既中の月面を撮ったらさぞ美しいと思われます。ただ、満月をピントあわせしようとすると月が明るく飛んでしまい、ピントが合いません。恒星と木星で大体合わせてから、MMF-1のピントを少しずつずらしながら最終的なピントあわせをしました。慣れればたいしたことは無いといえばないですが、不便ではあります。 

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カメラマウントニコン1用【5015】 ¥4,500(税込) OD特価¥3,800(税込) 2011年12月9日入荷しました。ニコン1V1とBORGの作例画像はこちらから。

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カメラマウントニコン1用【5015】 ¥4,500(税込) OD特価¥3,800(税込) 2011年12月9日入荷しました。

<中川コメント>
ニコン1用のカメラマウントを併用すると、本来使えるニコン1用の機能が使えなくなるなどの制約を受けるのですが、それを補ってあまりあるメリットがこのカメラにはあるので、少々逡巡はしましたが、量産に踏み切りました。特に明日の皆既月食の赤銅色はこのニコン1とBORGの2枚構成のレンズの組み合わせを使えば、他の組み合わせでは得られない何ともいえない微妙な色合いが出そうな期待があります。月食前に入荷したというのは、「月食でBORGと組んで使ってくれよ」というお告げかもしれません。予想よりも1週間早い入荷です。主な販売店には明日入荷する予定です。ただし、明日の入荷分は数量に限りがあるので、品切れの際はご容赦ください。

P.S.東京は晴れてきました。明日はかなり期待できますね。透明度も良さそうなので、これは見て撮るしかありません。興味が無いとか寒いとかは無しです。感動すること間違いなしの大イベントですから、ぜひお見逃し無きようお願いします。今日も直前の駆け込み注文が相次いでいますが、販売店は凄い賑わいを見せているようです。品切れ、品薄も相次いでおりますので、それなりに焦っていただき、早めの準備をお願いします。当日焦っても後悔先に立たずですよ。考えてみると、デジタルカメラ全盛時代になってから初めての本格的な皆既月食といっても良いので、その意味でも楽しみですね。皆既中の色がどう変化するのか等、とにかく興味は尽きません。

P.S.2 皆既月食なのになぜか太陽撮影用D5フィルターが売れてきました。まさか明日が金環日食と勘違いしているわけではないのでしょうが、恐らく皆既月食用にBORGを買って月や木星が良く見えるので、金環日食もあることだし、太陽も撮影してみるかと思い立ったのではないか?と推測しています。それほど良く動いています。こうして、天体にはまる方が増えるのはメーカーとしては最高の喜びです。やはり、裾野を広げなくては話になりません。

P.S.3 皆既月食の撮影のコツですが、露出は先日の月食特集のコーナーに各機種ごとのISO400の時のシャッタースピードを表にまとめておきましたので、そちらを参照ください。満月は十分に明るいので、かなり速いシャッターが切れますので比較的簡単に部分月食の姿は撮影できます。問題は皆既中です。かなり暗くなることが予想されますので、感度を思い切って高めにあげて、撮影してみてください。写りをみながら少しずつ感度を下げたカットも撮影してみるとよいでしょう。感度を下げると露出時間が長くなりますので、月の動きでぶれてしまいます。赤道儀が使えない場合は、露出時間が1/4秒を超えないようにすることがシャープな写真を撮るコツのひとつになります。また、シャッターを切るときは、ぶれないようにセルフタイマーを使うことをおススメします。後は月食中に雲が横切ると露出は非常に難しくなります。ここはデジタルカメラの利点をフルに利用して、結果を確認しながらとにかくISOやシャッタースピードをくるくる変えてみることをおススメします。さて明日は、今日業務が大量に残ってしまったので、悲しい休日出勤の予定ですが、早めに切り上げて月食準備をする予定です。皆さんも準備はぬかりなく、世紀の天体ショーに備えましょう。くれぐれも風邪をひかないよう注意してください。防寒の肝は足先と首元です。ここさえ暖めれば、ある程度は寒さに耐えることができます。

P.S.4 ボーグのセットを「何が何でも月食までに入手したい」という方に貴重な情報です。販売店のボーグ製品即納商品のリストです。こちらこちらから。この皆既月食との出会いがあなたの今後の人生を変えるかも?天気が良さそうだというのも運命なのかもしれません。

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