71FL＋絞りM57（F5.6→F8）＋E-PL1　トリミング　半手持ち　ISO400 1/160秒　撮影：中川昇　2010/10/19 　＜中川コメント＞半手持ちで1/160秒が問題なく切れるのが、オリンパスの手振れ補正の威力です。この画像の凄いところは、白い耳毛？が完全に1本１本分離しているところです。手前に葉っぱがあったので被っていますが、そのお陰でかなり接近できました。外付けEVFを通してこの画像通りに羽毛が見えるので、撮影する前から出来上がりが確信できるのもありがたい事です。

P.S.E-3とE-PL1の比較は難しいところですが、発色でE-3、解像力でE-PL1という感じがしています。E-5がいいとこ取りだと嬉しいのですが・・・。絞りの効果は使えば使うほど、実感します。上の画像も絞ることにより、ピントの合う範囲が明らかに広くなっています。結論としては、「デジボーグにも絞りは必要である」ということです。現在、80φ鏡筒用の専用絞りと望遠レンズ用の専用鏡筒の開発をしています。今度のJBFには無理ですが、来年のCP＋にはお披露目できると思います。ご期待ください。

P.S.２　JBF情報ですが、今回のボーグブースでは展示のみで、販売は協栄産業さんにお任せしています。ボーグパーツのB品を放出しますので、野鳥ファンの方のみならず、ボーグユーザーの方はお見逃しなくご利用ください。あの欲しかったボーグパーツのB品が入手できるかもしれません。数量限定販売です。また、ボーグブースの展示コーナーでは、中川の使用機材（カメラや電子マウントアダプター等）の実演を致します。また、生画像や生プリントの展示も致します。特にカワセミの高解像度画像の大きなプリントも初公開。これはインパクトがあります。この機会に聞きたい事をメーカーに直にぶつけてみましょう！もちろん、最新カタログも入手できます。