ボディに続き、台車のサンプルが届きました!
今回は、台車を中心に床下周りをご紹介します。
2009.11.12up
DT24形台車は、153系の電動車(モハ153・152形)に使用されていました。
この台車は、特急電車の151系用DT23形を改良したもので、優等列車に使用されることから、車体を支える枕バネは提灯型をしたベローズタイプの空気バネを採用し、乗り心地の向上を図りました。
製品では、中央の空気バネ部分や軸バネ、ブレーキ装置を繊細なモールドにより、立体感豊かに表現しています。
TR59形台車は、153系の制御車、付随車用として、クハ153・サハ153・サロ152・サロ153・サハシ153形に使用されていました。
先のDT24形と同じように151系の制御車、付随車用のTR58形台車を改良したものです。駆動関係の装置が無く、ブレーキが異なる以外、、基本的な仕様は電動車用(DT24形)と同じでした。
製品では、DT24形と同様に細部まで造り込んでいます。
今回、いずれの台車も表面に特殊加工を施すことで、プラスチックの質感を抑えており、より実感的な見栄えを追求しました。
床下機器もご覧ください。
電動車のモハ153形は、制御器や発電機などさまざまな機器類を搭載しています。中でもMR16主抵抗器は、中央のメッシュ部分にある電動発電機を主抵抗器で挟み込む特徴的な形状とその大きさで、目立つ存在となっていました。
製品では各機器と共にそれぞれの形状を的確に再現、台車と共に重厚な機器類が車両の床下部分を引き締めています。
発売に向けて着々と製作が進行している『153系』。
まだまだ見どころはたくさんあります。
次回の情報室もお楽しみに!
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